Vi skal ha pause?

オスロ大学に留学中。学んだこと感じたこと考えたことの記録。

育児休業制度 ②Japan

 

こんばんは。前回の宣言とは裏腹に更新に大分日が空きました。

時間は沢山あるけれど、溶かしていることを実感します。暇な時間が全然無くて(毎日日本よりではないけれど)追われています。

 

ノルウェーでは短すぎる秋が終わり冬が始まりました。0℃を超えると暖かいと感じられるようになりました。ちなみに日照時間も8時間を切り、どんどん短くなっています。(今日はsunrise 8:03, sunset 15:58でした)

 

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(旅行で4日間ノルウェーから離れていたのですが、帰ってきたらこんなことになっていました)

 

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さて本題に入りますが、今回は日本の育休について書きます!!

これはtermpaper②に関連していて、私は「日本とノルウェーの女性の社会進出のgapをchild-care policiesの視点から書きました。

childcareっていうと、育休制度や保育園の整備などが挙げられます。

女性の社会進出を進めるには、1番仕事を続けにくい"妊娠/幼い子供を持つ女性"を如何にサポートするのかが重要です。(日本の女性の年代別就業率は、30代前後の就業率のみ下がるM字型です)

 

まずは仕組みから

日本の育休は、子供が1歳になるまでの1年間とることができます。その間の給与は最初の3ヶ月は67%、残りは50%が支給されます。

2015年の取得率は女性が85%前後、男性は1.85%です。(ちなみにこの男性の育休取得率は調査開始後 過去最高の値でした。)

 

 男性の育休取得を阻む主な原因がこちらです。

 

・性別分業役割

「男は働き、女は家事をする」これは、日本だけに限りませんが、儒教の影響が強い日本(東アジア)ではかなり根強い考えです。これによって男性がunpaid work(家事育児)を手伝う雰囲気がつくられません。

 

・政府のサポートの薄さ

ただでさえ文化が男性の育児参加を阻んでいるのに、日本では育休取得時の給与が非常に低くこれも障害となっています。gender wage gapがあるため、「稼ぎが少ない方が育休を取った方が得である」となってしまいます。

政府は男性の育休取得率を向上させるために、2010年から「パパ・ママ育休プラス」という制度を始めました。

これは、父親が育児休暇を取得して育児参加することによって、従来は1年だった育児休業期間をさらに2ヵ月延長させることができる制度です。ノルウェーのダディークオータを模倣して作られました。

しかしノルウェーと異なるところは、これは単に父親の育休取得を推奨する制度であることです。ノルウェーでは父親が育休を取らなければ、育児手当がかなり減額されるなどある種制度を"義務的"にすることで、男性の育児参加を促進させました。

 

文化による価値観は非常に根強いため本気で環境を変える必要があるならば、statutoryにすることも考慮に入れなければならない気がします。ノルウェーも1980年代の男性のunpaid workへの参加は日本と同じくらいでした。しかし政府の介入によって、(無理やりではあるけれど)、"平等"(ノルウェーでの最重要概念)な育児参加を達成させました。